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2023年07月09日

ナレーションを動画に入れたい時はどうする?必要な機材や録音方法を解 説!

コラム

種類を問わず、動画を制作するうえでナレーションは欠かせません。ナレーションは映像だけでは伝えきれ ないことを補足できるという重要な役目がありますが、自分で動画を編集する場合、どうすれば魅力的な ナレーションやクリアな音声を録音できるのでしょうか。本記事ではナレーションの録音方法について方法や 必要な機材、注意することなどを解説します。

1.ナレーションの作成方法

ナレーションの素材を作る方法は自分で作るかプロにまかせるかの 2 種類があります。自分で作る場合 は、自分の声を録音する方法と音声合成ソフトを使う方法です。

1-1.自分で作る場合

自分で作る場合はマイクやその他の機材を準備して用意した原稿を読み、録音します。ボイスレコーダー が入っているパソコンがあれば、ソフトをわざわざ別に用意しなくても録音が可能です。ボタンを押せばすぐ に録音でき、初心者でも簡単に始められるでしょう。また、自分の声を使わずに音声合成ソフトを利用す る方法もあります。テキストを入力すると、ソフトがさまざまな音声で文章を読みあげてくれます。最近では ソフトの性能が進化し、自然なことばでナレーションを作成できるものが多数あるのです。無料のもの、有 料のものどちらもありますが、機能などを比較し適切なソフトを選びましょう。

1-2.プロに依頼する場合

質の高いナレーションにしたい場合はプロのナレーターに外注しましょう。専門の制作会社やクラウドソーシ ングサービス、また SNS などを利用してナレーターを探しましょう。プロであれば映像に合ったトーン、スピー ドを考えてナレーションを入れてくれるため、映像の雰囲気を壊さず質の高い動画にできます。

2.ナレーションの録音方法

ここからは、自分でナレーションを作成し録音する方法について解説します。

2-1.原稿を準備する

はじめにナレーションの原稿を準備しましょう。原稿なしで話し始めると内容にまとまりがなくなります。あらか じめ原稿を作成しておき、内容を理解していれば落ち着いてナレーションに臨めます。

2-2.必要な機材を準備する

ナレーションの録音に必要な機材にはパソコン、マイク、ヘッドフォン、録音・動画編集ソフトです。ナレーシ ョンの録音には感度の高いコンデンサーマイクが適していますが、価格が高く、衝撃や湿気に弱いというデメ リットがあります。ヘッドフォンは録音したナレーションの確認に必要です。音質にこだわるならモニターヘッド フォンを準備しましょう。 録音はパソコンに内蔵されているソフトでも OK ですが、編集は別のソフトが必要になるため必要な機能 がまとめられた専用ソフトの使用をおすすめします。無料のソフトでも基本的なことは問題なく行えますが、 有料のソフトと比較すると便利な機能がないことがあるため、本格的な編集をする場合は購入が必要で す。その他オーディオインターフェースやマイクスタンド、ポップガードといった機材もありますが初めからすべて を揃える必要はなく、必要な機材があればその都度追加していきましょう。

2-3.ナレーションを録音する際の注意点

注意したいのは録音する環境です。自宅での録音は注意していてもノイズが入りやすく、良い録音環境を 作る必要があります。たとえば、布があると音を吸収し反響を防ぐためカーテンに囲まれた部屋で録音する など工夫しましょう。

2-4.ナレーションを録音する

音声・動画編集ソフトを利用してパソコンでナレーションを作ります。ソフトによって細かい部分の違いがあり ますが、ここでは大まかな流れをご紹介します。 1.マイクをパソコンに接続し、編集ソフトを起動します。 2.録音を選択し、ボイスレコーダーの表示が出たら接続したマイクデバイスを選び録音をスタートします。 3.録音が終わったら停止し保存します。 4.ノイズや不要な部分をカットします。録音した音声を再生し、カットしたい部分を確認したら音声を分割 します。 5.分割された部分を削除すれば不要な部分をカットできます。必要があればノイズ除去などもしましょう。 6.ナレーションを入れたい動画を読み込み、タイムラインに配置します。 7.動画の音声を入れたい部分にドラッグ&ドロップして保存します。

3.印象に残るナレーションにするには

ナレーションが動画の質に与える影響は想像以上に大きいといえます。印象に残るナレーションにするため にはどんなことに気をつけたらよいのでしょうか。

3-1.伝えたいことを明確にする

動画が何を目的として作られ、何を一番伝えたいのか整理し意識して原稿を作りましょう。見る人にどん なイメージを動画に持ってほしいかを考えることも大切です。共感してほしい部分ではナレーションに感情を 込めると心に残りやすくなります。

3-2.読む練習や発声練習をする

ナレーションを録音する前には発声練習と原稿を読む練習をしておきましょう。声が出しやすくなり、滑舌 をよくするために必要です。また、発声練習をする際には姿勢を正しくして喉に負担をかけないようにしまし ょう。

4.まとめ

動画にナレーションを入れたい場合、自分の声を録音して入れる、音声合成ソフトを使う、プロに依頼す る方法があります。自分の声を録音する場合は、録音・動画ソフトを利用すれば初心者でも比較的簡 単にナレーションを編集できるでしょう。 「株式会社東京写真工房」は動画や写真で自社の魅力を伝えたい、発信したいがどこに相談したらいい のかわからないという企業様の強い味方です。イメージアップ・プロモーション映像など企画から撮影、編集 まで承ります。映像・画像のことなら当社におまかせください。