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2023年07月09日

ナレーションの音声が果たす役割とは?準備方法や入れ方を解説!

コラム

SNS や YouTube などを利用して、自社の製品やコンテンツについて発信をしている方も多いのではない でしょうか。動画はテキストだけの場合に比べ、注目されやすいというメリットがありますが、動画を最後まで 見てもらうには音声による説明、ナレーションが重要です。そこで、今回は動画にナレーションをつける場合 どのようにつけるのか、またナレーションの方法、ナレーションが持つ役割などについて解説します。

1.ナレーションが持つ役割

ナレーションは情報を伝えるのはもちろん、その場面の感情や雰囲気も伝えられます。プレゼンテーションな どの動画では説明や解説を的確に伝えなければなりません。

1-1.ナレーションの役割

ナレーションは一緒に流れる映像の理解を促します。映像だけでは伝えられない部分をナレーションで説 明することで、見る人が映像を理解できるでしょう。また、ナレーションは声の抑揚などを使うことで視聴者 をひきつけたり情報の重要性を強調したりでき、映像に感情を加えられます。

1-2.ナレーションの効果的な使い方

ナレーションの効果を最大限に引き出すためには、映像と調和が取れている必要があります。映像の雰囲 気やテーマに合わせ、音声のトーンやスピードを調整しましょう。また、ナレーションの音声は聞き取りやすい か、発音や適切な音量などに注意しなければなりません。さらにナレーションは映像の内容や背景をわかり やすく伝えるためのものであるため、簡潔な説明にすることも必要です。

1-3.ナレーションをつけるメリット

たとえば最先端の研究を解説する動画など見るだけでは内容を理解するのが難しい場合、ナレーションが あればわかりやすいでしょう。動画の内容がわかりにくければ、最後まで我慢して見るという人は少なくなり ます。視覚だけではわかりにくい情報は、ナレーションで補完するのが基本です。

2.ナレーションの準備・挿入方法

ナレーションを準備する方法として自分の声を収録する、音声合成・読み上げソフトを活用する、プロのナ レーターに依頼するという方法があります。それぞれの方法について詳しく見てみましょう。

2-1.自分の声を録音する

自分の声でナレーションを収録すれば、思い立ったときにいつでもできるというメリットがあります。機材はマ イク、マイクケーブル、マイクスタンド、パソコンに音声を取り込む機器のほか、スピーカーやヘッドホン、動画 編集、音声編集ソフトが必要です。自宅で録音する際にはエアコンや家の外からの音などノイズが入らな いように注意しなければなりません。 ノイズ以外には音の反響にも注意が必要です。吸音材があるのが一番ですが、ないときはカーテンや服が ある場所など布がある部屋で収録すると布が音を吸収し反響が少ないでしょう。その他、ナレーションの声 のボリュームが一定になるよう、マイクと口の距離を変えないよう注意しましょう。 ナレーションを入れるときは見る人がストレスを感じないように簡潔でわかりやすい原稿を作りましょう。読み やすくするには一文をできるだけ短くする、一文あたりの伝えたいことを一つだけにする、平易な言葉を使 う、「これ」や「それ」などの指示語は避けることです。また情報を詰め込みすぎると違和感があるため、適度 にゆとりを持たせましょう。

2-2.音声読み上げソフトを使う

音声読み上げソフトを利用すれば自分の声を使うことなくナレーションをつけられます。読んでほしいテキス トを作成すれば音声ソフトが音声に変換して読み上げてくれる便利なものです。YouTube などで聞いた ことがある方も多いでしょう。ここ数年で性能が向上し、人間の発声に近いナレーションが可能なものも増 えました。また、無料で使えるものも多数あります。

2-3.プロに依頼する

高品質なナレーションを求めるならプロに依頼するのが安心です。声質や読み方などが用意している動画 とイメージと合う人を探しましょう。依頼するには SNS を通して、事務所に依頼する、フリーランスに依頼 する方法があります。予算に余裕があって高音質を望むという場合はナレーターが所属する事務所に依 頼するのがおすすめです。またフリーランスに依頼する場合は、安い料金を提示すると経験のあるナレータ ーが集まらない可能性が高くなるため、注意しましょう。

3.まとめ

ナレーションは動画、映像にまつわる詳しい解説など、映像だけでは説明しきれない部分を補い、動画を 最後まで見てもらい理解してもらうために非常に大切な役割を果たしています。ナレーションをつける方法 には自分で録音する、音声読み上げソフトを使う、プロに依頼する、の 3 つの方法がありますが、クオリティ の高さを求めるならプロに依頼するのが良いでしょう。 「株式会社東京写真工房」は、商品の写真や企業の PV など映像・画像について幅広く取り扱っており ます。撮影や編集はもちろん、企画の段階からお手伝いをさせていただきます。反響のある動画を制作し たい、今ある画像を変更したいなど、お困りのことがございましたらぜひ当社をご利用ください。